シンガポールに住んでいた中学生の頃に出会って以来、忘れられない味となった「海南鶏飯(チキンライス)」。チキンライスとは言っても、いわゆるケチャップ味のピラフとは異なり、油と香味野菜で炒めた米をスープで炊き、炊き上がったライスの上に茹でたりローストしたりした鶏肉を乗せ、チリソース、ジンジャーソース、そしてチキンライス醤油の3種類のタレをお好みで加えて食すというもの。オーチャードRd.のマンダリンホテルの1Fにあるレストランのチキンライスも違った供され方で素晴らしいのですが、やはり気楽に楽しむにはホーカーセンター(フードコート?屋台村?)です(ちなみに東京では「松記鶏飯」@淡路町。こちらはまたの機会に紹介します…)。

今回はMaxwell Food Centerにある「天天海南鶏飯」。お昼時は12時前に行ってもこの行列の人気ぶりで、その味もまた最高。4S$程度という価格でこの味を楽しめるなんて、このためだけでもシンガポールに住みたくなります。香り高いジャスミンライスとしっとりとしてジューシーな鶏肉にフレッシュなチリソースの爽やかな辛味。

書いているうちにまた舌が求め始める…

サイドメニューの青梗菜オイスター味とともに
私は全てのソースを同時スタイルがお好み。たまらん!