3/28(日)、ニッポントンチキオペラ「四十路夢女の恋煩ひ」無事終了しました。バックトラックあり、ピアノとソプラノあり、ダンスあり、箏、三味線、尺八、もちろん茜さんのピアノを中心に。大塚茜MUSEUMがあったとしたら、展示物をいっぺんに見て感じたような贅沢な1時間だったと思います。
大塚茜さんとは2002年に出会ってから20年になろうかという長いお付き合い。初対面は、とある箏奏者の先輩に誘われて参加した和洋折衷バンドにて。純粋に「かっこいい曲作るなあ」と思っていたのが、何回か回を重ねるに従い「茜さんを軸にやったほうがもっとカッコよくなるかも?」という欲を抑えきれず「花祭」というバンドが誕生しました。その当時、渋谷のClub Asiaを中心にステージを繰り返し、ホントに楽しい時期でした。
一方で、尺八トリオ「般若帝國」結成にあたり、メンバーそれぞれが自身が考えるイチオシの作曲家に曲を依頼する事になり、私は何の迷いもなく茜さんに依頼。尺八三重奏の名曲「Brethtical Metal」が誕生しました(名付けたのは私です!笑)。
邦楽のアンサンブルであったり、ピアノとデュオ出会ったり、様々な形態で音楽を共にしてきましたが、思えば20年間全く軸がブレておらず、言わば最初から本物でした。茜さん自身はいろんな音楽の現場を経験した中で、より多くの武器を身につけ、またピッチャーで言えば球種も多数持つようになったと思いますが、今はストレートのみで勝負できるし、ストレートのみで全てを表現できる気がしています。
まさに茜さんの世界そのものを体現するアカネ楽団、これからの活動から目が離せません!